価値観の意味をはき違えてませんか?
婚活の中でお断りの際によく出るワードのひとつ。
「価値観が合わない」
なんとなく便利な言葉だと思いませんか?
すべての断る理由に関してこれを言っておけば何となく当てはまるのです。しかしながら本当に「価値観が合わない」のでしょうか?
私の考えですが
そもそも価値観の合う人などこの世にいないと思った方がいいです。
いたとしても家族(特に親や兄弟)など生まれた時から一緒にいると同じか近い可能性はありますが、それ以外の人に関してはそもそも違って当たり前ですし違うのが普通です。
だから価値観の合う人で結婚相手を探すとどうなるか?
一生現れないんです。
価値観は合うものではなく、合わせるもの、と知っておきましょう。
その上で、「価値観」とは一体何なんだ?という事ですがこれも誤解しているというか認識違いしている人が多いように思います。
例えば、うちの会員さんで実際にあった話ですが、男性は外食派で、女性は家で料理を作りたい派だったのですが、デートの際にそのような話をしたら、価値観が違うとお断りをされてしまいました。
皆さんはどう思いますか?
外食と家、確かに価値観違うよねと思いました?
でもこれ結果が違うだけの事ではないでしょうか?
価値観を知りたければ、この結果(表に見えているものや言葉)だけではなくそうなった経緯やプロセスこそが価値観の源だと思うのです。
例えば外食派にもいろいろあります。
・お母さんのご飯が残念ながらあまりおいしくなかった
・自分で作ることが出来ない
・家が汚れるので食材を持ち込みたくない
・とにかく新しい店が出来たらいかないと気が済まない
など外食派になった理由というか、経緯がありそれによって全然変わってきます。
家で作る派
・家から出るのが嫌
・自分で美味しいものを作るのが好き
・外食は信用できない
色々ですね。例えば男性がお母さんのご飯があまりおいしくなく外食の方がおいしいと思っていたのであれば、外食が好きというよりもおいしいものがたまたま外食だった可能性もあります。
であれば家でも美味しいものが食べられるのなら家派になるかもしれません。
このように価値観の源となるものはどこなのか、を聞き出すこと、これが価値観のすり合わせであり、価値観を合わせていく作業ではないでしょうか?
趣味や仕事や住んでいる地域などプロフィールに出ているようなことは単に事実や結果を表しているだけで、それを価値観というのはちょっと無理があります。
その為には、表面に出ているものに対してしっかりと質問をする、そしてその価値観の源となる事を聞いて理解する、その上で擦り合わせることが出来ることかどうかを判断する、この作業が大事になってきます。
この作業は当然結婚後にも必要となる作業です。つまりこの価値観というのは合う合わないではなく(もともと合わないので)擦り合わせが苦なくできるかどうか?という点でお相手を判断する材料にするべきなのです。
「価値観が・・・」と思っていた方も一度そのような意識でお相手と「会話」ではなく「対話」してみてください。
それこそ結婚相手に対する「価値観」自体が変わってくるかもしれません。
それでは今日もいい出逢いを!
ご相談はいつでもお待ちしております。
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