どうする?告白
おはようございます。大阪府和泉市の結婚相談所、結婚相談室リライオンの中前です。
さて、このブログにて
・その出会いは正しいのか?
・出逢ったその日にしないといけない事、してはいけない事
・デートへのいい誘い方悪い誘い方
・一回目のデートの注意点
・二人の距離の縮め方の留意点
という形で出会ってからの一連の流れを注意点と共にお伝えしてまいりました。実はこの内容は20年以上前にメルマガで発表した記事をリファインしてお届けしているのですが非常に多くの方に見ていただいているようで嬉しいと同時に「出逢いの本質」は変わっていないんだなぁということを改めて実感しております。
さて、いよいよお付き合いを始める段階へとなりました。
ドキドキですね!
2人の距離がバランスよく縮まり、
さあいよいよ正式に恋人になってもらいたい。
ここで何に気をつければいいのか?結婚相談所の場合、真剣交際ということで相談所に伝える方が一般的だと思いますが、ここでは直接お相手にそのことを伝えるという前提で進めてまいります。
まず、ここでは気負わないこと。
というのも、実はこの段階まで来たということは、
ほぼ確実にお付き合いまでいけるということでもあるのです。
ここまでにご紹介してきた5つの事を実践することが
出来ていれば、9割方告白は成功します。
巷の話で告白してフラれるというのは、告白することだけにフォーカスしているからなのです。きちんと段階を踏めば仮に躓いても、すぐに修正出来ます。
そして着実に一段一段上がることが出来れば
最後の階段もたった一段なのです。
つまり、よほどバカなことでもしない限り大丈夫です。
まずは落ち着いて、
そしてなんといっても彼女になってもらうためには
そのことを告げなければなりません。
さて、告白です。
この告白で大事なポイントは3つ
・直接会ってすること
・素直に気持ちを伝えること
・その場で返事を求めないこと
この3点です。これだけならよくある話、と思うでしょうから一つずつ意味をお伝えいたします。
後付け加えるなら、
「難しく考えない」という事ですかね。
難しく考えると勇気が出なくなります。
断られるのが怖くなったり、今じゃないのかもと思ってしまったりすると前に進めません。
仮に断られたとしても、この日この瞬間の告白という行為を断られただけです。決してあなたの存在が否定されたわけではありませんのであまり気にしないこと、が大事です。サイコロの目を振るのと一緒で何が出るかはやってみないとわかりません。
浅田真央さんではありませんが、ハーフハーフ(古っ)です。
自分で決めることができるのも半分だけ、相手次第。
だから難しく考えずに、行動に移しましょう。
但し、ここまでやってきたことは必ず相手に伝わっていますので
自信を持つことは忘れないでください。
堂々とふるまいましょう。
では、ポイントのひとつ目
まず、告白という大切なことを電話やメールLINEでしてはいけません。
直接会い、相手の目を見て伝えましょう。当たり前と言えば当たり前のことですが、ついつい若い方は特にSNSなどに頼ってしまう方もいます。
どうしても直接が無理な方は直筆の手紙を書きましょう。
ただ、ちょっと怖い(重い)と思われる、いうリスクも背負うことになりますのでそのあたりも踏まえて内容や渡し方はよく考えてください。
それと告白は直接、という一番のポイントは相手が察するという事です。
誘う段階、合った瞬間、デートの流れ、そのシチュエーションに入った瞬間
特に女性は非常に鋭い生き物なので多くの方が
「今日告白されるかも」と感じます。
この感じる、ことが大事で徐々に受け入れ態勢が出来ていくのです。
ですので、直接告白の際に一番やってはいけないこと、それは
サプライズ告白です。
(プレゼントやデート自体のサプライズはOKです)
驚いてつい本心でもない拒否反応を起こされたら最悪です。
女性は驚いたり焦ったり頭が真っ白になると反射的に「NO」
と言ってしまう生き物です。
全く驚かす必要はありません。感づかれることが最大の成功への道です。
よくサプライズ告白がいいと恋愛本に書いてあったりしますが、あんなものを信じちゃいけません。それでOK出る人はサプライズしなくてもOKになるのです。普通に冷静に考えればわかりますよね。なのにそれを信じて砕け散って私のところへ「どうしましょう?」と相談に来た人がたくさんいます。残念ながら挽回は難しいので失敗のリスクを出来るだけ排除した形をとりましょう。
それから、ポイントのふたつ目。
気持ちの伝え方ですが「素直に」いきましょう。
というのも、先ほど書きましたが、
この段階ではほぼ成功に近い状態にすでにいます。
余計な小細工やくだらない言い回しは捨てましょう。
書店に行くとこの部分の技術を教える本があふれています。
ついつい皆さん気にしてしまうのですが、
ああいったものを鵜呑みにしないようにしましょう。
伝える事は
・あなたのことが好きである
・お付き合いをしたいと思っている
この2つだけです。
シンプルイズベスト。
そして、気になるのは告白時のシチュエーションですが・・・
何でもいいです!
2人きりになれるのでしたらどこでもいいのです。
これも一般的には、雰囲気のいい場所をやたらと勧めてますが、
せいぜい75点が77点になるくらいのものです。
しいて言えば昼よりも夜のほうがいいでしょうね。
でも、あまり考えすぎないことです。ただしロケハンは事前に
しておきましょう。
最後に、ポイントの三つ目
告白をします。
すぐに返事をもらえる場合もありますが、そうでない場合も
勿論あるでしょう。
少し返事に困っている、間がある、そう感じたらすぐに
「返事は今じゃなくても大丈夫!」と
フォローしてあげましょう。
貴方からは決して返事(結果)を求めないで下さい。
結果は相手が出すものです。
間違っても「どうなの?」「返事は?」などと急かさないように。
もし、相手が本当に悩んでいるようでしたら、
「いつでもいいので返事聞かせてね!」
と言ってあげましょう。
それが相手のためです。
逆の立場でしたらどうですか?
お分かりになるでしょう。
この場合、早急な返事の要求は、
OK⇒Noになることはあっても、
No⇒OKになることはほとんどありません。
(但しこの法則は男性が女性に告白した場合です。)
ですので、出来るだけ相手に余計なプレッシャーを与えることなく、
気持ちを素直に伝えて、結果を待ちましょう。
自ら成功の確率を下げる行為はやめましょう、ということ。
返事に困るというのは、その時点で可能性が低いという事でもあります。
つまり、低い可能性を少しでも引き上げることができるとするならばここで見せる優しさと思いやり以外他に何もありません。結婚相談所の方であれば、悩んだらカウンセラーに相談します。その時に気遣いがあるかどうかはカウンセラーの判断材料としては大きいのです。
本当に家に帰ってから判断するならば、最後の
「いつでもいいので返事聞かせてね!」の際の笑顔が思い浮かぶでしょうから、その際の笑顔は最高の表情を作りましょう。
ここまでやれば、きっと貴方の希望が叶うことでしょう!
そして、仮にその場でいいお返事を頂いた第一声は
「ありがとう!」
これを忘れないように。
(もちろん、お付き合いしてる時も常に、ありがとう/ごめんなさい、は、大切なキーワードですよ。)
さらには感情も言葉に出しましょう
「とても嬉しい」「めちゃくちゃ緊張した~」「やったー」
返事に対しての「感謝」と「歓喜」を伝えてください。
この時点で相手にOKしてよかった!と思ってもらう事もめちゃくちゃ大切です。
2人にとっていい思い出になるお付き合いのスタートを心より願っています。
さて、ここまでお読みいただきまして誠にありがとうございます。
出逢ってから告白、お付き合いまでの流れをざっと時系列でポイントをまとめたものになりますがご理解いただけましたでしょうか。
勿論すべての出逢いがこの通りに行くわけではありませんが、一般的な流れとしては、ほぼこのような流れであり、この流れに乗せることが出来れば、成功確率は上がるでしょう。
そして、技術的なことをもっと聞きたかった、という方もいらっしゃると思います。
今回の、テーマは「テクニック」よりも「考え方」です。
きっちりと戦略を理解できるからこそ、それぞれの戦術が生きる。
その根本の考え方をまとめています。
特に、
・焦らない
・次につなげる
・バランスを意識する
このことを身に着けることが、恋愛力の地力を上げる一番の方法であり、その基礎が今回の内容となります。
また恋愛と結婚は別だと言いますが、やはり最低限の恋愛力を身に着けていかないと結婚まで行きつかないのが今の時代です。結婚相談所の仕組みも、カウンセラーのアドバイスもあくまでもサポートであり、主役は貴方でしかありません。あなた自身の力を上げていく事が結婚への近道であることは疑いようのない事実です。
一度読んでも、理解できない部分もあるかと思います。是非何度でも読み返してください。
そして実践してください、そしてまた改めて読んでみてください。
繰り返すことで、あなたの恋愛力は必ず上がります。
あなたが素晴らしい出逢いを、着実にモノにできる日を楽しみにしています。
そして次回からはここまでの考え方をもとに、もう少し具体性のある話もしてまいります。私は結婚相談所の運営をしておりますが、すべての出会いを活用して皆様に幸せになっていただきたいと思っております。なので、まずは世の中の様々な出逢いについての攻略法をお伝えしてまいります。
どうぞお楽しみに!