脱・面接官!3分で「その他大勢」から「特別な人」になる会話術
こんにちは!大阪府和泉市の結婚相談所「結婚相談室リライオン」の中前です。本日は弊社も展開しております。婚活パーティについての内容です。
弊社ではrelyonPartyというブランドで主に大阪・泉州地域にて開催をしておりますが、そんな参加者を見ていて思う事を書かせていただきます。
婚活パーティーで「話しやすいけどマッチングしない」「いい人止まり」という声をよく聞きます。参加者の多くが笑顔の挨拶や目線、相槌といった基本マナーを意識しますが、これらはあくまで土台に過ぎません。実際、IBJでは「笑顔で爽やかに挨拶すれば良い印象を残せる」としています
が、それだけでは全員に埋もれがちです。多くの参加者は自己紹介で年収や趣味を羅列し、まるで面接のように質問し合う会話になっています。しかし、IBJも指摘するように、一方的に話したり質問攻めをすると相手は疲弊してしまうんです。当相談所では、この「面接会話」の罠を避け、3分という短い時間でも心に残る人になる会話術にこだわっています。
なぜ「いい人」止まりなのか? 婚活パーティーで選ばれない「面接会話」の罠
婚活パーティーでは短時間で印象を決めなければならないため、形式的な質問だけでは相手に興味を持ってもらえません。例えば「休日は何をしていますか?」「年収はいくら?」といった質問ばかりでは、相手はメモを取りながらただ答えているだけになりがち。IBJの公式サイトでも、言葉のキャッチボールを意識し、一方的に話したり質問攻めをしてはいけないと警告されています。こうした面接的な会話では、お互いが「いい人だけど、特別には感じない」と思ってしまい、マッチングにはつながりません。
また、婚活では第一印象と第二印象の差が大きく、当相談所でも第一声の声質・表情と去り際の挨拶に特に力を入れています。元ブライダル編集長のコラムでも「笑顔で自己紹介+ワンフレーズ」が第一印象を左右するとされ、「去り際の挨拶に感謝と楽しかった話題を盛り込む」ことで好印象を残すべきと提言されています。私たちも実証済みですが、最後に「メチャクチャ楽しかったです!また来ますね。」を最高の笑顔で言えるよう徹底練習した会員これらを磨くだけでマッチング率は約1.5倍に伸びています。要するに、単にマナーを守るだけではなく、相手の心にフックをかける能動的な戦術が必要なんです。
コツが8割!ライバルと差がつく「記憶に残る人」の会話テクニック3選
婚活パーティーで短時間勝負に勝つには、以下の3つの会話テクニックが鍵です。どれも当相談所で実践し効果を上げてきた方法で、ライバルと大きく差をつけられます。
相手の感情に共感する会話:
共通点探しも会話を弾ませるきっかけにはなりますが、それだけでは薄味。たとえば相手が「仕事で大変で…」と話したら、単に「大変ですね」と返すのではなく「本当に大変そうでしたね」と言葉に力を込めて共感することで心の距離が縮まります。「なるほどね」「それは大変だったね」といった相槌ひとつで、相手は自分を理解してもらえていると感じ、心を開いてくれるんです。感情に寄り添う質問や話題を盛り込み、事務的でない温かい会話を心がけてください。
プロフィールの一点突破:
相手のプロフィールから特に興味を持てる一点を見つけ、そこを深堀りする話題を出します。たとえば趣味欄に「登山」とあれば、具体的な山の話や思い出を聞くと、「お、ここだけ掘り下げてくれる人だ」と印象に残りやすい。実際、専門家もプロフィールカードの自己PR欄を「差をつける強力な武器」として位置づけ、インパクトある内容であれば相手に覚えてもらえると解説しています。自己紹介も単なるスペック羅列ではなく、口語調でエピソードを交えた語り口にすることで会話が自然に生まれやすくなります。当相談所ではアドバイスにより、「プロフィール自体が会話の種になる」ような書き方を推奨しており、実際に会話が盛り上がるケースを多く見てきました。
非定型の言葉選び:
型にはまった定型文ではなく、その場限りの言葉で話題を展開してください。例えば「犬が好き」という話題でも、NG例のように矢継ぎ早に「なぜ?どんな犬?飼ってる?」と質問するのではなく、OK例のように「僕も犬派です!」と自分の意見や気持ちを返すことで会話がキャッチボールになります。特に男性は感情を表現することが苦手な方多いのでこれだけで印象は変わります。
男性が「僕も犬派ですよ」と返しただけでお互い質問を投げ合えるバランスの良い会話になっています。定型文的な「休日は何してる?」ではなく、「最近休日にハマっている○○があって…」と具体的に切り出すなど、ひと工夫した話題で記憶に残る印象を作ってください。
マッチング率を劇的に上げる「去り際3秒」の印象操作術
会話の締めくくり、去り際の数秒は最後の勝負所。ここでいかに印象を残せるかで、マッチング可否が大きく変わります。ロックビレッジのコラムでも、去り際の挨拶に「感謝・ねぎらい・楽しかった話題」を盛り込むと良いと指南しています。例えば「今日は楽しかったです、ありがとうございました。●●さんのお話、とても面白かったです。またお会いしたいです」といった言葉を笑顔で伝えれば、相手は「また会いたい」という気持ちになります。
当相談所でも、別れ際にしっかり感謝を伝え、自分と交わした話題に触れるよう指導しています。その結果、「いい人で終わっていた人が急に意識され始めた」という事例も多く、マッチング率が約1.5倍にアップした例も確認しています。
最後に、心構えも重要です。お相手を絞り込むのは会の終盤で十分。むしろ初めから「選ばれる側」に回るつもりで、たくさんの人と会話し、去り際で一人一人に好印象を残していってください。一度に一人に固執せず幅広く接することで、実際に6年かかっていた人が「すべての相手にチャンスを与える」姿勢に変えたところ半年で成婚につながったケースもあります。まさに『選ばれるから選べる』立場を目指すことで、婚活の成功率は飛躍的に上がるんです。
更に最後にもう一つ。
「常に見られている事を理解せよ」
実はこの心構えが最も重要と言っても過言ではありません。それは「常に見られている事を理解せよ」です。あなたがもし気になる方がいたとしたら、その方と話していないときにもその方の事をついつい見てしまいますよね。他の人と話している時、運営スタッフと接している時、一人でボーっとしている時。逆に言うとあなたも見られている可能性が高いのです。よくある例ですが、印象良いなーと思っていた男性が他のタイプではなかったのでしょう、女性とのトークでは無言でスマホを見ていたそうです。そのシーンを見た女性は「人によって態度を変える人なんだ」と結果その人は選ばなかったのです。このパターン、男女ともに本当によくあります。逆に言うと皆様もチェックできるポイントでもあるという事です。
YouTubeのショート動画は以下よりご覧いただけます。
https://www.youtube.com/shorts/Xg6MxvhMjoY
当相談所は関西で、また最近では泉州や南大阪地域にて30年にわたり婚活パーティーを主催し、そのノウハウを婚活カウンセリングにも活かして有難いことに高い成婚率を誇っています。今回ご紹介した会話術は、男性・女性問わず応用できるテクニックです。ぜひ次回の婚活パーティーで実践してみてください。困ったときはお気軽に当相談所にご相談ください。経験豊富な仲人が、あなたを「印象に残る人」へとしっかりサポートします。
