実は出会いの王道!
こんにちは。大阪府和泉市の結婚相談所「結婚相談室リライオン」の中前です。結婚相談所を経営しておりますが私自身はすべての出会いに対応しておりますので様々な出会いのコツを紹介するシリーズとしてこのブログを書いています。
さて出逢いのポイントとノウハウ、最後は「習い事、サークル編」です。
さあ、この出会いですが今回のシリーズの最後に持ってきているのは
なぜだと思いますか?
実は、この類の出会いというのは「出会いの王道」と言えるからなのです。
適度に顔を合わし、同じ目的で時間を共有している。
しかし、出会いそのものを目的としていない、というところがカギです。
これが出会いの始まる環境の王道です。
だから、週1~2回のアルバイトやパートなんかも同じだと言えますね。
毎日同じ電車で顔を合わす人というのもこれに近いです。
サークルでいうと、テニスサークル・音楽サークル・ボランティア活動団体など何かを目的としたサークルがいいです。
学生のイベントサークルとかだとそれ自体が目的になっていることもありますのでこのポイントを使うと大変なことになってしまうかもしれません。
ちなみに私自身も学生のころサークル活動をやっており、そこでの経験をもとに書いています。
自慢をすると、その頃は死ぬほどモテていました。
いわゆるモテるの定義とは外れてしまいますが、とにかくモテました。
一番のポイントは、モテる環境に自分自身を置くことではあります。
これはまた話が長くなりますのでいつか書きます。
話を戻して、出逢い恋愛を目的としない集まりを王道とすると
では、王道であるから何なのか?
それは、出会いに小細工はあまり通用しない、ということ。
出会いも王道でいかなくてはいけません。
それでは「出会いの王道」とは何か?
ところで、皆さんは「AIDMAの法則」をご存知ですか?
詳しくは
「恋愛においてAIDMAの法則は無視できない」
をご覧いただきたいのですが
初めて聞く、という方のために簡単に説明しますね。
AIDMA(アイドマ)の法則とは、アメリカの経済学者、
ローランド・ホールが提唱した消費行動の仮説です。
・Attention(注意)
↓
・Interest(興味)
↓
・Desire(欲求)
↓
・Memory(記憶)
↓
・Action(行動)
の頭文字を取ったもので、消費者がモノを買うなどの
行動に至るまでの心理プロセスに焦点をあてたものを言います。
つまりこの5ステップを踏むことにより初めて恋愛が離陸する、
ということでもあります。
ちなみに上のAIDMAというのは消費者(買い手側)、
つまり女性側の心理状態であり、男性サイドがしないと
いけないことを補足すると、
・A=まず貴方の存在を知ってもらう
↓
・I=貴方に対して興味、関心を持ってもらう
↓
・D=貴方という価値に共感してもらう
↓
・M=貴方という価値を覚えて、頻繁に連想してもらう
↓
・A=行動(告白など)を受け入れてもらう
になります。
何度も口うるさく言いますが、ここでも大切なのは
順序をきちんと踏むこと。
たった5つのステップです。
大丈夫ですよね?
常に今は自分がどの段階にいるのか、
これを頭に入れておくようにしましょう。
とはいえAIDMAの法則なんて所詮、概念みたいなもので、
実際如何すればいいのか、分からないと思います。
AIDMAは言葉を換えると次の3つの段階にまとめることができます。
・認知段階
↓
・感情段階
↓
・行動段階
そして、特に難しいのが、認知→感情への移行段階です。
知ってもらってから関心を持ってもらう段階。
では、ここを具体的に如何すればいいのか?
それは、
「分母を作る」
これが答えです。
といっても分かりませんよね(笑)
例えば、習い事をしているとして、全員の中から
貴方に関心を持ってもらうことって結構難しいですよね。
で、ここで分母を作ります。
つまり、仲のいいグループを作るのです。
男女混合で6名以上のグループが望ましいです。
グループ交際ですね。
何かをする時はできるだけそのメンバーで組む。
駅まで一緒に帰る、でもいいです。
意外と早いタイミングでご飯食べに行ったりすることにもなりやすいです。
一般的に言う仲良しグループというやつですね。
小規模な習い事や、小さなサークルであれば、すでにそれが分母になりますのでわざわざ作る必要はありませんが、分母である
意識を持っておくようにはしてください。
もし可能であれば、3名程度の小分母を作るといいでしょう。
1/○の1が貴方です。
そしてこの○部分(分母)をグループとして作る。
そうすると、その中で貴方が選ばれる可能性が上がるとともに、
貴方への関心の度合いというのも否が応にも高まります。
ぼやーっとした集団から、すこし形のある集団になる。
そうして後は貴方の魅力を少しずつ相手に分かってもらえれば行動段階へと移ることができます。
そしてこのグループができることで、前回にお話した「間接技」が使えます。
勿論そのグループの中の人ですよね。
逆に貴方がグループの誰かのお助け役になってあげることもあります。
中学生や高校生などがよくやる手法ですよね。
グループの中から数組のカップルが出来てゆく・・・。
これが「出会いの王道」です。
学校:全校生徒⇒学年⇒クラス⇒係
職場:全社員⇒支社⇒部署⇒担当
アイドル:全アイドル⇒ジャニーズ⇒各グループ⇒推し
このように徐々に絞られる中で好意を増していく、と考えてもらえれば
わかり易いかもしれません。
では、その分母を形成した後、もう少しポイントをお伝えします。
□たまに欠席する
これによって「あれ、今日はどうしたのかな」と思わせる。
さらに次に来たときに「前回どんなことしてました?」などと聞くことができます。
また、LINE等で、「今日どうでした?」などと連絡とってもいいかもしれません。
教えてもらったお礼に食事…てなこともあるかもしれません。
□主催者、講師の先生と仲良くなる
これは分かると思いますが、何かと得ですよね。
第三者として強力なサポーターとなってくれることもあります。
間接技の使い手として一番いいのがこの立場の人でもあります。
□同性に好かれる
基本的に知らない者たちの集まりから始まるので、まず話しやすいのは同性のはずです。
そこで嫌われたり、一匹狼になるといいことはありません。
「なんか分からないけど、いい人なんだろうな」と思ってもらうには同性ウケが大きなポイントです。
このように習い事、サークルというのは適度に顔を合わし恋愛を目的としない、だからこそ自然発生的な恋愛が始まることが多いです。まず知ってもらい、仲良くなり、大勢のうちの一人から、小勢のうちの一人となり、その小勢の中から選んでもらえる存在になるために、間接技を利用し、最終的にあなたが一番と、選んでもらう。
王道の出会いであり、王道の距離の詰め方が出来る出会いです。
一つだけ気を付けないといけないのは、この要領が分かってくると自分が思っている以上にモテるという現象がおきてきます。
ですので、素敵な相手が出来たら、はっきりと周りにも宣言しましょう。
そうしないと、勘違いを起こさせてしまいますし、宣言してもあなたを好きになる人は出てくるでしょうから、どうか冷静な判断を忘れないでください。人気が出たと浮かれていると、しっぺ返しを食らいます。
是非、サークル・習い事で人気者になり、素敵なお相手を見つけてください。
各出逢いのポイントとノウハウ あとがき
いかがでしたでしょうか。
それぞれの出逢いの特徴、そして出逢う際の注意点、出逢いを成就させるための大切なポイントを
・お見合い
・カップリング(お見合い・婚活)パーティ
・マッチングアプリ(出会い系サイト)
・合コン
・職場
・習い事、サークル
と6つのカテゴリーごとに解説いたしました。それぞれの出逢い方を知ることで、自分に合う、向いている出逢い、そしてそこでの戦い方が理解できたのではないでしょうか。。
今回はテクニックと言っても特別なものはそんなにございません。
そういう小手先よりも着実なステップアップが実を結ぶ最短の道となる、ということを理解してほしかったのでこのような要素と編集にしています。
最新の、そして最強の武器を皆さん使いたがりますが、その武器を使える基礎体力をつけるのが今回の一番の目的であり、それはこの冊子を読むことよりも、読んだことを実践して初めてその基礎体力が身についていきます。
ですので、ぜひ、実践してください。読むだけではほとんど力になりません。
実践すればするほど、ここに書かれていることの意味が深くわかってきます。
実践あるのみ、検討を祈ります!