知らない間に結婚できないフレーズを言っているかもしれません。
これは、男女ともにそうなんですが、特に女性の方に伝えたいことです。
理想のタイプは?と聞かれた際に
「優しい人」かな
みたいな答えをする人、多いんですがこれはやめましょう!
余談ですが、過去(約15年前)私が行ったアンケートで
女性が男性に求めるタイプの結果が
1位:優しい人・誠実な人
2位:(収入が)安定している人
3位:価値観・フィーリングが合う人
でしたが、これすべて結婚できない人
の求める条件ベスト3でした。
(これについて全部語ると長くなるのと話がそれるので次回にします)
その中でも1位がこの「優しい人」です。
なぜそんなことになるのか?
理由は2つ。
まずひとつめ、本人目線の話です。
「優しい人」というのは抽象的な表現で、あなた自身が結局どういう人がタイプなのかが分かっていないという場合がほとんどです。
つまりきつい言い方ですが、
自身のことについてあまり何も考えていないのです。
特に希望がない、もしくはわからないので、なんとなく無難で
誰が聞いてもそうだよね、と言いそうなものを選んだだけ、
という感覚ですよね。
逆に過去に男性に優しくされず、ひどい目にあい、その経験から
優しい人がいいという場合は、理由の2つ目に出てきますが
もっと具体的な優しさを求めるはずなのです。
もっと真剣に、自分が求める人はどういう人なのか、向き合いましょう。
頭が痛くなるまで考えましょう。
私はこれを言ってくる女性にいつも言います。
私「どんな方が理想のタイプですか?」
相談者「優しい人がいいです」
私「世の中ほとんどの人、優しいですよ」
相談者「・・・」
つまり
優しい人≒誰でもいい
と言っているのと一緒なのです。
誰でもいいと言っておきながら、そういう人ほど
相手にダメ出しをします。
その理由が、優しくないから。。。
裏を返せばとても失礼なことを言っていることになりかねません。
そしてふたつめ。男性目線です。
優しい人、が理想のタイプと聞いた男性はどうするでしょう?
ほとんどの方が、優しくなろうとします。
好かれたいからこその行為ですよね。これはいいんです。
でも何が問題か?
大半の男性が
「どう優しくすればいいかわからない」
のです。
優しさにはたくさん種類があります。
・寄り添う優しさ
・ることができる優しさ
は同じやさしさでも全く違うものです。
せっかく優しくしようとしても、違う優しさだと、相手は喜んでくれない上に「なんか違う」と感じてしまい、男性自身は「頑張って優しくしているのに何なんだ!」とストレスが溜まります。
結果、うまくいかなくなります。
じゃあどうすればいいのか?
優しい人を求めることを否定はしません。
でも、
どう優しい人がいいのかをできるだけ具体化してください。
これで解決します。
私にとっての優しい人とは
・私が落ち込んだ時に「大丈夫だよ」とほほ笑んで話を聞いてくれる人
・車を乗るときにスッとドアを開けてくれる人
・電車の席を高齢者にすぐに譲ってあげる人
・私の友達にも愛想がよくて親切にしてくれる人
のようにあなたが必要とする優しさを具体的に書き連ねてみてください。
そうすると、あなたが求める異性への行動が明確になりお相手選びが変わります。さらに、知り合った男性が、どう優しくすればいいのか?と悩まなくて済みます。
優しい人だけではなく、抽象的な希望すべてに当てはまります。
・フィーリングが合う人
・価値観が合う人
・一緒にいて落ち着く人
・笑いのツボが一緒の人 など
こういったものすべてをできるだけ具体化することで自分の求めるものが視覚化できます。そして相手に求める行動が具体化できますので誤解やすれ違いを生みづらくなります。
具体化したのちに、
スキスキ選手権を行うとさらに効果的です。
男性諸君は、逆に女性から「優しい人」というセリフが出てきたときには
「例えばどんな優しさにグッとくる?」
「こういう優しさはOK?」
と聞くことで、その人との距離を縮めることも出来ますし、それを実践することで、そのお相手と上手くいく確率は飛躍的に上がるでしょう。
是非、やってみてください。
では、また次回をお楽しみに!