恋愛・婚活もマーケティングが大切です。
マーケティングやプロモーションの仕事にに携わる方ならご存知だと思いますが、少し説明させていただきます。
AIDMA(アイドマ)の法則とは、
Attention(注意)
→Interest(関心)
→ Desire(欲求)
→ Memory(記憶)
→ Action(行動)
の頭文字を取ったもので、
アメリカのローランド・ホールが提唱した「消費行動」の仮説です。
商売の基本で消費者の心理的プロセス・モデルです。
要するに人はものを買うときは買うまでの心理的な順番があって
そこを刺激することによってスムーズに購買を促そうということですね。
まあ恋愛も基本は同じですよね。
この段階を踏むという事が、大切です。
出逢う(注意)
→気になる(関心)
→気持ちが傾く(欲求)
→頭から離れなくなる(記憶)
→告白する(行動)
流れとしては、このようになりますが、交際に至るにはもうひとつ
見ないといけません。それは
相手にとって自分はAIDMAの法則に当てはまっているのか?を
検証すること
ここを皆さん忘れるのです。
商品:人ではなく、人:人なのでお互いのAIDMAが作用する必要があります。そしてその作用が同じように推移していくことで最終的な行動の答えが一致するのです。
つまり
出逢う
→気にしてもらう
→好意を持ってもらう
→あなたが常に頭に出てくる
→告白を受け止めてもらう
この二つのバランスが大切なのです。
積極的な方で多いのがADAの方です。
少し好意を持ってもらうとすぐに行動に出てしまう。
ほとんどがInterest(関心)、Memory(記憶)を飛ばしてしまうのです。
具体的に言うと相手に関心を持ってもらう、相手に好印象を植え付ける・好印象が増大するという行為です。
これをおろそかにするといけません。言葉で書くと分かるんですが
いざ行動に移すとすっ飛ばす方が多いのです。
これはうまくいきません。
自分が気に入った、気になった、そして自分の欲求(お付き合いしたい、仲良くなりたい)だけで行動に走って失敗する、という感じですね。
これは大抵、焦りからそうなります。
焦ると大抵のことはうまくいきません。
反対に消極的な方はAIDMで最後のActionが起こせません。なぜか?
相手のAIDMAがどうなっているのかが分からないから怖いのです。
よく、失敗するのが怖い、フラれるのが怖いという方いますが、
それって完全な自分本位の考え方なんです。相手目線に立つことでその怖さは薄まります。
大事なのは、段階を踏むことと、自分のAIDMAと相手のAIDMAの歩調を合わせる事。これが出来れば、基本的に恋愛は成就します。
今一度自分の行動を見つめ直しAIDMAの中で抜けてるものは
ないか、順番が入れ替わったりしてないか、見てください。
「自分にとってのAIDMA、相手にとってのAIDMA」
どの段階で、どの部分が足りないのか、どう歩調を合わせていくのか。
そんなこと考えたことない方がほとんどだと思いますが、できる人は感覚的にこれが身についている方なので、ぜひ一度よく考えてみてください。
恋愛の世界に一段飛ばしや飛び級はありません。コツコツやるのみ。
時間をかけたくない方は、そのコツコツの速度を上げるのみです。
また、最近ではAISASの法則というものもあります。
インターネットの買い物やSNS時代の購買法則で取り上げられますが
認知する段階(Attention:注意)
興味を持つ段階(Interest:興味)
情報収集をする段階(Search:検索)
購入する段階(Action:行動)
共有する段階(Share:共有)
結婚相談所などを利用する婚活者はこちらに当てはめて考えてみるのも面白いですよ。
認知する段階(Attention:注意)→お相手検索
興味を持つ段階(Interest:興味)→プロフィール読み込み
情報収集をする段階(Search:検索)→見合い
購入する段階(Action:行動)→プレ交際
共有する段階(Share:共有)→仲人との連携
このような感じでしょうか。
あまり詳しくは言いませんが、実際には、情報収集をする段階(Search:検索)の中にもAIDMAのAIDが含まれています。
このように段階を整理し、どの部分を強化するかを考えていけばゴールは見えますし、間違えた道に行くこともなくなります。
ビジネスの様々な法則を恋愛や婚活にに当てはめると、ビジネスマンは腑に落ちることが多々あります。男性の方でお悩みの方はぜひご相談ください。もちろん女性の方もOKですよ。
今日はリライオンメソッドの一部をご紹介いたしました。