その条件あやふや過ぎません?
前々回の女性向けの優しい人、はだめですよ、の話の続きです。
端的に言いますと婚活の世界では
結婚相手に対して以下の条件を出す方とても多いのですが、そのまんま
結婚できない人が言う相手への条件といても過言ではありません。
女性が求める男性の条件
1位:優しい人・誠実な人
2位:(収入が)安定している人
3位:価値観・フィーリングが合う人
男性が求める女性の条件
1位:優しい人
2位:若い人・美人
3位:フィーリングが合う人
どこが、駄目なのか?
全てが抽象的で捉え方で大きく変わるものばかりなのです。
優しい人については前々回述べましたので、そちらを見ていただければ
と思いますが、それ以外も同様です。
「どんな人がいいですか?」
「(収入が)安定している人がいいです」
「いますよ、ここ10年ほどずっと年収200万で安定している人」
「いや、それは駄目です」
「でも安定してますよ」
「どんな人がいいですか?」
「フィーリングが合う人がいいです」
「いませんよ、いたとしても家族くらいじゃないですか?」
「そんなことないでしょう」
「そうですよ、フィーリングは合わせるものであって、合う人を探すのとは違いますよ」
「どんな人がいいですか?」
「若くて美人がいいです」
「若くて美人な方は、若くて男前がいいと思いますよ」
「どんな人がいいですか?」
「価値観の合う人がいいです」
「価値観って何ですか?」
「・・・」
(※ちなみに余談ですが婚活における価値観とはズバリ、「お金」に関してのことです。文字通り価格とその値打ちに関しての考え方、という意味です。分からず雰囲気で言っている人多いですがこれ覚えておいてください。)
私と会話すると大抵このようになりますが、何が一番駄目か。
全て抽象的なのです。
可能不可能の前に的がぼやけているのです。
例えば女性で
「年収1000万円以上の医者がいいです」
という方がいたらどうでしょう?
イメージ的には、嫌な方だなと思う方も多いですが
こういう方の方が、実は成婚は近いです。
だって、年収1000万円以上の医者を見つけてその方に好かれること
さえできれば、目的は達成できますから。
つまり、目標が具体的・はっきりしている方がやることが明確であり
それを行うことで、成婚に近づきやすくなる、とてもシンプルです。
このことをしっかりと理解して
・目標(どういう人が対象なのか)
・目的(なぜ婚活をするのか)
・期限(いつまでにどうなりたいのか)
を決めることが。婚活の第一歩なのです。
仕事だって仕事だって人生だって同じですよね。
×「金持ちになりたい」
〇「月収100万円になりたい」
×「立派な人間になりたい」
〇「総理大臣になりたい」
具体化することで、何をすべきかが明確になります。
ぼやーっとした条件で、ぼやーっとした活動をして
ぼやーっと時間だけが過ぎていく、
婚活が思うようにいかない方の大半がここにあります。
まずは目標をしっかりと設定しましょう。そしてその目標が
ぼやけていないか?目標という名の夢になっていないか?
をしっかりと確認してみてください。
因みにここでいう夢と目標の違いとは
目標:計画を立てれば叶うもの
夢:計画を立てたところで、叶わないもの
ちょっとわかりにくいですが、
例えば200歳まで生きることが出来れば叶うものがあるとして
今の医療レベルだとそれは難しいので夢です。
しかし医療が進歩して、200歳まで生きる人が出てくれば
その夢は目標になります。
この適切かつ具体的な目標を立てることが出来て初めてスタート
出来るのが婚活です。
結婚したいという思いばかりではなく、その思いを形にする方法論をきちんと持ち合わせて、それを実践していく。
仲人はそこの部分をナビゲートしていくのが仕事になります。
今日は目標という事にフォーカスしましたが、それ以外の
・目的
・期限
についてもまた、近いうちにお話しします。
今日は、取り急ぎぼやけた条件をだすな、ということだけ覚えていただければ大丈夫です。