焦るな、でも急げ!(結婚相談所の場合)
大阪府和泉市と堺市の結婚相談所、結婚相談室リライオンの中前です。
さて、続いて、「2人の距離の縮め方、その留意点」について
書いていきます。
無事に1回目のデートを成功させた後、とりあえずのゴールは
やはりお付き合いを正式に始めることですよね。
当然、その過程の中で2人の距離は縮まる(縮めていく)訳なんですが、
そこでのポイントをお教えいたします。
まず・・・焦らない。(笑)
何度も書いてきましたが、とにかく焦ってはいけません。
「千里の道も一歩から」
この精神は最初から最後まで持ち続けましょう。
それはそれとして、お相手との距離を詰めていくための一番の法則。
ご存知ですか?
それは
「シーソーの法則」です。
知らないですよね。
だって僕が考えた言葉ですから。
どういうことかと言いますと、皆さんシーソーは知ってますよね?
1回目のデートが無事に終了した=シーソーの両端に2人が座った、
と考えるんです。
勿論ゴールはシーソーの中心部。
つまり無事に真ん中でチュッと出来るためには
双方が同じ間合いで距離を詰めていく必要があるんです。
貴方が急に前に進むと相手は沈んでお尻を強打します。
逆だと貴方が痛い目にあいます。
相手が10cm進めば貴方も10cm進む。
これで少しずつ距離を詰めるのです。
でも、自分が距離を詰めても相手がどうなのか?
これって分かりませんよね?
確かに分かりません。
そこで指標を作るのです。
つまり、ゴール(シーソーの中心点)に貴方がたどり着く日にち、
これを設定してしまうのです。
できれば相手にも意識できる日がいいですね。
・一般的な記念日 →クリスマス、バレンタイン、お正月など
・2人の記念日 →どちらかの誕生日、知り合って○ヶ月目、など
これはどちらでも結構ですが、
それを設定の上、少しずつアプローチをかける。
最適なゴールと考えてそこに向けて距離感を図ります。
そうすると徹底した日に向けて、結構相手が近づいているのか、そうでないのかが見えてきます。
(楽しみが増しているのか?そうではないのかが段々はっきりしてきます)
アプローチの方法は、いわゆる匂わせ、というやつです。
例えば「もうすぐクリスマスだね」
と軽く振ってみて、どういう反応が返ってくるか。
すでに過ごし方が決まっている場合は、タイミング的に脈が薄いと
分かります。この場合、あきらめるか、設定を例えば、初詣やバレンタインにずらして仕切りなおす、などの処置が必要です。
こういう過ごし方がしたい、やあなたはどんな予定?みたいな話になる場合は、意識をしていると考えられるのでそこに向けて距離を縮める計画を立てます。(あと何回デートして、デートの種類を決めて、告白の日を決めて、クリスマスの予定を具体的に決めてなど具体的なことを決めてしまいます)
話に乗ってくる、質問をされる、これが一つの指標と考えてください。
そして、この距離を縮めるために有効なノウハウをもう一つ。
それは
「You&Me⇒we」
です。
日本語で言うと
「貴女と私⇒私たち」
これはさすがに聞いたことのある人もいるのではないでしょうか?
共有する、仲間意識を持たせる。
ベタですがやはり有効なんですね。
但し、皆さん使い方が大げさなんです。
悪い例)俺達お似合いのカップルだよね。
僕達話し合うよね。
僕達だけの秘密だよ。
こういうのは基本的にアウトです。大袈裟です。
これは付き合う直前、もしくは付き合った後に使うと
有効ですが、まだこの段階では早いです。
もっと些細な事でいいんです。
その些細なシチュエーションを作ることが
仲間意識を作る有効手段なんです。
良い例)若者って僕らだけだね。
お客さんもしかして僕達だけ?
今日の僕達って何か服装かぶってない?
このようにその状況を伝えればいいんです。
もっと噛み砕くと、恋愛に関係ないことで共有感をもたせるのです。
「こんなこと考えるの僕だけ?」
「いや、そんなことない。私も思ったよ!」
「よかった! 一緒なんだ。安心した」
こんなんでもいいですね。
ここを心がけていれば、2人の距離は自然と縮まります。
このWEを増やしながら、直接的な「〇〇さん」と名前で呼ぶこと
も忘れずに使ってください。私ら、僕ら、を使いだすと、呼ぶ際に君は、とかあなたは、と言いがちになるのでそこも合わせて気にしてください。
いずれにせよ、なるべくポップに「わ!気が合いますね!」と言い合う事で
気が合う事を自分たちに刷り込んでいきましょう。
但し、これメールLINEで使うときは、重くならない内容にとどめてください。
特に多用すると重いのと、履歴として残るのでやや気持ち悪くなります。
ちなみにメール・LINEのやり取りに関する法則を少しだけ。
メールの返信は相手の文章に対して1.5と0.8を交互に繰り返す。
数値は文章の長さですよ。
10行頂いたら15行で返す、次の返信が12行なら次は9~10行で返す
これでOKです。もちろん大体で結構です。
参考までに。
そしてLINEも同じですが、メールと違うのは
LINEは特に一つの吹き出しが大きくならないように
気を付けましょう。
メールは手紙が進化したもの。LINEは会話をネット上に残したもの、と似て非なるものです。使い分けるのと、成り立ちを理解して使いましょう。
会話のやり取りはテンポが大事ですから、特に年齢高い人(40歳以上)
はつい文章を長くして吹き出しが大きくなりがちです。
ということで、まず目標とする日程をきめて、
そこに向けて出来るだけ細かなスケジューリングで
少しずつ距離を詰めていきましょう。
独りよがりから、2人一緒に、へ。
もちろん焦らないように。