実はパーティはコスパNo.1の出会いです
さて続いては「婚活パーティー編」です。
古くは、ねるとんパーティ、カップリングパーティ、お見合いパーティ、出逢いパーティ
最近では婚活パーティと様々な呼ばれ方をしています。
厳密には、コンセプトやスタンスは違うのですが
あえて、ここでは一度に男女が集まるという括りとして同じものとして扱わせていただきます。
(これ余談ですが、パーティ専門家の立場でいわせていただくとするなら本当は、お見合いパーティとカップリングパーティは生い立ちが全く違います。そして厳密には意外かもしれませんが、この二つの合いの子が婚活パーティなのです。このことを理解しないと婚活パーティでは上手くいきません。婚活パーティという表現が今一番使われることが多いのですが実は一番結婚に近いようで難しいのが婚活パーティなのです。長くなるのでどうしても知りたい方は公式HP等から個別メッセージください)
これは数ある出逢いの中でも、これまでに7000回以上開催し、特に私が深く長く関わってきた出逢いであり、僕の成婚実績の中でも、きっかけとしては一番数多くの幸せを導いた出逢いでもあるのです。
カジュアルなものであれば、あの有名なねるとん紅鯨団の企画のもとになったパーティ(ねるとんパーティは商標持っていました)もやっていましたし(なぜかタイトルはラブアタックw)、真剣なものであれば、業界で初めて参加条件に「一年以内に結婚を希望する」という条件をつけた「RoyalWedding」なるパーティを主催したのも私です。
いわば私の仕事の原点でもあります。
書こうと思えば本一冊ができるくらい書けるのですが、
今回は敢えてポイントを絞ります。
そして、最近の主流は個室型や半個室型のものが多いので私が今から書くノウハウの威力は半減してしまうものもあります。あくまでもオープンな会場での設定だという認識でお読みいただければ幸いです。
もちろんそれが今のニーズと言えばそれまでなのですが、実は私は個室型のパーティはあまり賛成できないと思っている派です。(どちらのいいところも中途半端になる上に結局お見合いのように見せかけて時間が短く結果も出ないのでその後、結婚相談所に入りませんか?という営業の為だけにやっているパーティというのが実態です。)きれいごとに聞こえるかもしれませんが、私はパーティはパーティで完結してこそであり、営業ありきでパーティを開催するのはお客様に失礼だと思いますので敢えてそのスタンスは貫こうと思います。
ま、それはおいといて(すみません余談が長くなりました・・)
まず、婚活(カップリング)パーティーという出会いの特性から。
【一度に不特定多数の同性・異性と出逢う】
これがパーティーの出会いです。
ん?同性?異性だけでいいのでは?
そう、まずこの同性というのがポイントなのです。
通常、カップリングパーティーというと、
一度にたくさんの異性と出逢えるというメリットを皆さん挙げられます。
そうなのですが、同じ数だけ同性とも出逢っているのです。
言い方を変えると、自分の出逢いの数と同じだけその場所にライバルがいるのです。
もう一つのポイント
<不特定多数>
ライバルというだけなら合コンも同じですが、
カップリングパーティーの場合、
それが不特定多数であるということです。
合コンは普通の場合、同性は友人知人であることが多く、
人数もほぼ決まっており、いわばチームとして動けますが
(逆にそうじゃないと成功しない)、
パーティはそうはいきません。
当然、貴方の出逢いに協力する同性はいません。
どちらかというと敵であり、ライバルなのです。
ですから、【一度に不特定多数の同性・異性と出逢う】という出逢いが
婚活パーティーでの出逢いだということをまず認識しましょう。
これが理解できないと何度参加してもうまくいきません。
その上でのノウハウですが、、、
まずはこの同性を逆に利用しましょう!
つまり同性に優しく、親切に接してあげてほしいのです。
通常パーティでは異性に優しく、
ライバルである同性には無関心(むしろ敵対視)することが多いのですが、
それを逆手にとって同性に優しくしましょう。
例えば貴方が、男女3人ずつのテーブルにいたとします。
ドリングバーで飲み物の用意ができました。
「何か飲み物持って来ましょうか?」と女性に聞いてあげますよね?
優しさ、気が利くところをアピールするなら当然です。
でも私なら、さらに隣の男性達のドリンクも同じように
聞いて持ってきます。
どうですか?
どちらが印象好いか?お分かりですよね。
異性に優しい、これは当然。
同性に優しい、これが大事。
異性としても直接優しくされることより、
客観的にそれを見せてあげるほうが説得力があります。
応用としては、スタッフや司会者、会場の店員に対しても使えますね。
いかがでしょうか。
逆に言うと、気になる相手がいたときにその人が他の参加者や主催者とどのように接しているか、をよく見ることも大事です。
私は、参加者にいつも
「少し早めにきて受付している様子を見なさい」と言ってました。
受付で
・偉そう
・お金を雑に扱う
意外と多いんです。あなたの前では満面の笑顔で接していても本質は違うかも、という事がこういう場面で見えます。
さて、ではもうひとつ、特別に簡単ノウハウを。
パーティで何より大事なのがカード類の使い方です。
特にプロフィール(自己紹介)カード。
一人当たりのトーク時間が限られてしまうパーティでは、
これの書き方で半分くらい勝負が決まると言っても言い過ぎではありません。
これもポイントはたくさんありますが、今回は2つだけ。
【丁寧に書く】
これは当然ですよね。
僕も非常に頭の痛いところですが、「字は人を表す」と言います。
きれい・汚いよりも気持ちを込めて丁寧に書きましょう。
その為にも(これが大事!)会場には余裕を持って入るのがベストです。
続いて、
【できるだけ口語表現で書く】
これはどういうことかと言うと、
「あたかもカードが喋っているかのような表現にする」ということです。
例えば、
“職業:公務員
趣味:ドライブ、映画鑑賞”
と書くよりも、
“職業:公務員です。
趣味:ドライブしたり、映画鑑賞などで過ごすことが好きです。”
の方がいい印象を与えることができます。
いかにカードに喋らすか。
視覚から入る言葉が単語か口語か、与える印象は大きく異なります。
もちろん具体的に書いてあげるに越したことはありません。
“公務員(市役所勤務)です。”
の方がもちろんベターです。
プロフィールカードは仕事でいうプレゼン資料みたいなものです。
決して軽視せずに真剣に作成しましょう。
そして、あなたのプロフィールカードは喋っているか?
チェックしてみてください。
最後に、もう一つだけ大事なことを付け加えます。
それは、異性を見つけることも大事ですが、
大前提がパーティですから、まずそれ自体を楽しみましょう。
パーティを楽しみ、出逢いを楽しむ。
その笑顔、その表情が、きっと異性にも魅力的に見えるに違いありません。
異性と出逢う<パーティを楽しむ
これ、できている人実はほぼいません。
特に真剣が故に、「楽しみに来てんじゃねーよ」
となっている方も多いのですが、その雰囲気こそがあなたの人気を
落としている根本であることに気付きましょう。
パーティでは、本質よりも雰囲気が問われます。
いい雰囲気を醸し出せる、それだけで圧倒的な差別化になります。
楽しい<楽しそう
そしてその姿こそが、余裕の姿となり魅力的になります。
パーティは選び方さえ間違えなければ(パーティ選び+お相手選びの両方)
コストパフォーマンスに関してはいまだに最高峰の出逢いであると私は思っています。
是非、パーティで楽しくいいお相手を見つけてください。