こういう表現をすると、「人を商品としか見ていないのか」というお叱りをいただくこともあるのですが、そんなことは気にせず書かせていただきます。
当たり前のことですが、婚活においてはあなた自身が商品なのです。
まずその商品であることの大前提を言いますね。
商品は等価交換でしか基本成立しない
のです。これをまず踏まえてください。
そしてこの等価交換の概念が今は少し変わってきています。
昔の等価交換は主に凸と凹で成立(□)していました。例えば男は金を稼ぐ、女は家事をする、という形の役割分担と言った方がわかり易いかもしれません。お互いの足りない部分を補う形ですね。
しかしながら今は〇と〇で成立(◎)する時代になっています。例えると2人で金を稼ぐ、2人で家事をする、という感じでしょうか。
逆に言うと一人でも充分(〇)だけど結婚することでさらに良くなる(◎)から結婚する、という時代です。
私が常々結婚するためには「依存心」を捨てましょう、と言っている部分はズバリこの話です。時代は足りないものを求める結婚から、足りてるものをさらに充実させるための結婚へと変わっています。ここのマインドが切り替わっていない方(残念ながら40代以上は基本古いままの方が多いです)は婚活に苦戦しています。
さて、あなた自身が商品であるならば、今日の話は商品力の話です。
商品力を高めることも当然婚活では必要となりますので、外見を磨く、服装をきちんとする、姿勢を良くする、笑顔の練習をするなどは勿論必要に応じて取り組んでください。
しかしながら、一番大切な「依存心」を捨てるための商品力磨きをしていない方が実は多いのです。そんなこと言われてもどうしていいかわからないとおっしゃる方も多いのですが、簡単です。
自分が結婚相手に求めるもので自分が持っていない(出来ない)ものを持つ(出来る)ようにする
例えば
料理できない男性であれば、料理をする。
家事手伝いの女性であれば、仕事を探してみる。
これはすべて婚活のための商品力磨きとなります。
ここでのポイントは、恐らく書き出すと色々出てくると思いますが、それを3種類に分ける事です。
・もう今からは無理なこと(物理的不可能)
・出来ないことはないがかなり難易度が高いこと(金銭的年齢的時間的難度高)
・やろうと思えばできる事(やる気次第)
例えば身長を伸ばそうと思ってももう今からは無理です。
大学に行く、これはできないことはないが難易度高いです。
体重を減らす、料理を作る、これらはやろうと思えばできます。
という風に自分にないもの、相手に求めるものを出して分けて、
・やろうと思えばできる事
だけをまずは取り組んでみてください。
他は潔く捨てる、というかそうせざるを得ません。それを認識するための整理だと思ってください。
これが依存心を捨てるための商品力磨きとなります。
最後に一番大事なことを言います。
ここで言ったことはできるようになるに越したことはありません。
でも出来ないと結婚も出来ないのかというと少し違い
出来るかどうかよりもやろうとしている、やっていること
に意味があります。なので始めましょう。
実際に料理が出来ることを一番の目的としているのではなく、料理を結婚相手にさせようとする依存心をなくすことが一番の目的です。
なので始めましょう。
長くなりそうなので続きは次回に。
次回は商品の売り方について書いていきます。