婚活や、交際に関してよく言われるのが「つり合いのとれた人」「自分に見合う相手」を見つけなさい、という言葉です。
確かにそう思います。私はよく相撲で表現するので、相撲を知らない女性の方には???と言われるのですが
十両と横綱ではつり合いが取れません。勝負にも稽古にもなりません。
十両は十両同士、横綱は横綱か大関とやるからいい勝負が出来るのです。
仮に十両が横綱に稽古をお願いするとしたら何というでしょう
「お手合わせお願いします」と頼みます。
まさか「俺は横綱としかやりたくない」という態度は取らないでしょう。
でも婚活ではこれをやる人が多いのです。
婚活に必要な考え方。「求める」のではなく「与える」
でも触れていますがやはり求めるだけでは相手は応じてくれません。
応じたとしても継続はできないのです。
結婚は相撲のように金星を取る必要はありません。
自分に見合った、バランスの取れた相手を見つけることが幸せなのです。
では、そのバランスの取れた相手とは?
というのが今日のテーマです。
「バランス取れた」とても抽象的な表現で分かりにくいですよね。
この言葉を真に受けてしてしまう方で多いのが
男性:ありのままの自分を好きになってほしい
女性:めいっぱい着飾った自分を好きになってほしい
という状況です。
このことに関しては
こちらでも触れていますが
男性はそもそも無理、そして女性は疲れて結局無理、となります。
これは明確な目標を持つ女性とボヤーとした理想が捨てきれない男性が集まりがちな相談所ではある種あるあるで仕方ない事ですが、この両者が上手くいかないのは何となくお判りになりますよね。
ではどうすればいいのか?逆に考えましょう。
つまり
男性:めいっぱい着飾った自分でいる
女性:ありのままの自分でいる
これが実は婚活のバランスがとれた状態であり
この状態でどちらかが大きく疲れない(気を使わない)状況というのが、世間でいう「つり合いの取れた」「自分に見合う相手」という事になります。
女性は力を抜いてもう少し視野を広げる、男性はもっとはっきりと目指す結婚やお相手をはっきりと定義する。これにより両社の意識の差をまずは少し埋めるのです。ちょっと難しくなりましたので
もっと簡潔に具体的に言います。
結婚相談所において
男性:もっと頑張れ
女性:頑張りすぎるな
ということです。
自然体でいられるというのはこの前提の上で成り立ちます。
お見合い・お返事・仮交際期間・本交際期間
全てにおいてこの法則は当てはまります。
なので私は常に
男性会員には
「しっかり頑張ってきてください」
女性会員には
「頑張らんでいいですよ、ありのままで」
と声をかけるようにしています。
これが①でふれた婚活の大前提
商品は等価交換でしか基本成立しない
の商品力とはまた別のもうひとつの側面でもあります。
ということでしっかりとバランスをとれる状況をまずはあなた自身が作りましょう!
それでは今日も素敵な一日を!