結婚相手には浮気してほしくない!
これ当然のことだと思います。しかしながら多くの方が「僕は(私は)絶対にそんなことしない」「相手を悲しませるようなことはしない」と思い結婚するのですが、残念ながら浮気(不倫)へと走ってしまう方がいるのも事実です。
少し前の話ですが、一部のワイドショーでも話題に上がりました柔道日本代表監督で金メダリストの井上康生さんが女性と密会という話が出ました。
実際のところはもちろん私にもわかりませんので、あくまでも想像ですが、もしかしたら不倫をしていたのかもしれません。
このニュースを見た多くの方の感想が主に二つだったのですが、それが興味深く、この記事を書いています。
それは
「あんなにきれいな奥さんがいるのに」
「武士道の塊のような人なのに」
という2つの意見。
奥様は言わずと知れた元タレントの東原亜希さん。とても美人でかつ私はよく知りませんが、非常に家族思いで、家の事を一生懸命にして、そして主人である康生さんをあらゆる角度から支えているとの事。
なので
「あんなにサポートしてもらっておきながら浮気とは何事だ!」
「あんな美人がいるのになぜ他の女の人に手を出すかね?」
という声が聞こえてきます。
また、
「武道を極めた人がなぜそんなことを?」「ショックです」
「日本人の手本のような方が、、、信じられない」
という声も多かったです。
でも冷静に考えてみてください。
どちらも関係ないのです。
奥様がいくら美しかろうが不倫する人はします。芸能人やプロスポーツ選手の不倫のニュースは大抵そうですよね。誰もがうらやむような顔立ちの方々が不倫したりされたり。また古くはチャールズ皇太子のような立場があり奥様も素敵でも他の方と交際してしまうのです。
そして面白いのが「武道をしている」「日本男児」はそういうことしない、奥様の事を大切にするというイメージ。それを裏切られたというショックを語る女性が私の周りにも多かったのですが、もちろん関係ありません。
むしろ柔道家というのは私の知る限りでは一般の方々よりも男女関係はオープンで激しい方が多かったと思います。(もちろんきちんとされている方もたくさんいらっしゃいます)
浮気の原因はこの2つ!
では、何が原因でそうなるのか?
浮気(不倫)は資質と環境で決まるのです。
職業や立場や相手の良しあしではないのです。
ここをわかったうえでお付き合いや結婚を考えた方がいいかもしれません。
では資質とは?
これは本人の資質という事になりますが、具体的には
・承認欲求が強め
・格好をつけたがる
・昔の恋愛話をよくする
・異性を目で追う癖がある
・征服欲がある
・とてもモテていた時期がある
等があります。
書いていて自分で「ワシやないかい!」と叫びそうになりました。
「安心してください、私はやりません。」
↑こういうことを堂々と言う人も資質アリです(笑)
今でしたらSNSなどでその傾向はみることが出来ます。そのような傾向がある方というのはきっかけがあれば浮気へと走りがちです。またそのきっかけを自分から作ろうとする人もいます。
もうひとつは環境
これは資質を生かせる場所が身近かどうか?という事です。
わかり易くいうと、異性が多い場所との接点がどれだけあるかという事です。
なかでも一番はやはり職場という事になります。
圧倒的に女性が多い職場にいる男性は残念ながら、不倫や浮気に走ってしまう確率はやはり高いです。逆もしかりです。
次に多いのが趣味等の集まり。異性の多い集まりはどうしてもそうなりがちです。また共通点があるというのも親近感を抱きやすいポイントです。
最後は自ら出かけていく場所。よく飲みに行く人と言うのは結局異性と出会う可能性が広がります。クラブやフェスなんかも似たようなものです。
つまり資質×環境=浮気(不倫)の確率
という事が言えます。
婚活しているorパートナー探しをしている方はこういう角度から相手の誠実さというものを推し量るのも一つかもしれません。
幸せな結婚の一番の敵でもある不倫や浮気、できるだけ当事者とならないことを祈っています。その為にも、相手を責めたり自分を責める前に、こういうメカニズムで起きていくのだという事を知っているだけでも参考にしていただければと思います。
その上で、浮気をされない結婚生活はやはり
・夫婦間のコミュニケーションをしっかりと取る
・相手を褒める(承認欲求を満たす)
・SNSには相手がよく出る
・相手の両親と仲良くする
・共通の趣味や遊びを持つ
・休日は出来るだけ夫婦で動く
・子供
取り立てて特別なことではありませんが、このような資質と環境を抑えることで防ぐことが出来ます。つまり、浮気しない相手と結婚したいと考えるならば、こういう価値観を否定しない相手と結婚するのがよいでしょう。
最後に、厄介な話を一つだけ。
この資質と環境は変わる場合があります。多くの場合は環境が変わり(例:転職)異性が急に多い職場になったり、付き合う人たちがガラッと変わり急に、SNSを始めたり、承認欲求が強くなったりすることもあるので、最初にみて安心だからこの先もずっと安心ではないという事だけは頭の片隅にでも入れておいてください。