どこかに「いい人」いませんか?
婚活をしていると、よく聞かれる言い回しで「いい人いませんかね?」「いい人だったんだけど、、」など「いい人」という表現を使います。
かくいう私もパーティーなどでお客様とお話しする際にはつい「いい人いました?」と言ってしまったりします。
もちろん「いい人」と巡り合うために婚活をしているのですが、特に結婚相談所での出会い(お見合い)において、「いい人」を見つけようとすると中々、見つからず婚活が長引いてしまう方も珍しくありません。
そうなんです。「いい人」を探すから長引くのです。
「いい人」とは結局
顏や見た目の「いい人」
収入の「いい人」
学歴の「いい人」などという事ですよね。
気持ちはとても分かりますが、少し角度を変えてみませんか?
2つの「あう人」を探そう!
結婚相談所での婚活は「いい人」ではなく「合う人」を探すのです。
これが出来ている(理解できている)人は多くの方が半年前後で寿退会していきます。
・価値観が合う
・結婚観が合う
・生活リズムが合う
・会話のリズムが合う
この4つが特に重要なのですがこれらが合う人が見つかるとご成婚は非常に速いと言えるでしょう。
ここで大事なポイントを2つお伝えします。
ひとつは、見てお分かりの通り、この「合う」という中には年収も学歴も職業も出てきません。
そして外見や身長や体重も出てきません。
これは、この条件がどうでもいいというのではなく、条件ベースで探す人と、「合う人」ベースで探す人の差があるという事です。
価値観が合うためには、収入や暮らしぶりがもちろん関係します
生活リズムが合うためには、仕事や趣味などが関係してきます。
会話のリズムが合うためには、育ちや学歴も関係するかもしれません。
関連している事ではあるが、条件で選ぶのと、合うかどうかを判断するのとでは少し相手の選び方や接し方、そして判断基準が変わるのがお分かりになりますでしょうか?
結婚相談所というのは、全員が真剣に考えて活動しているので、あとは合うかどうかがとても重要なのです。その合うための判断として、条件も参考にする、という考え方で活動していただくことが成婚を早める大切な要素であります。
それともうひとつは、
「合う人」を探しましょう、というのは実は正確な表現ではありません。
正確には
「お互いに合わせようとして結果合いそうな人」を探しましょう、というのが正しいです。
つまり、簡単に言いますともともと「合う人」というのはそもそもそんなにはいないものです。
当たり前ですよね。家族でも合わない人もいる中で赤の他人ですから「合わない」のが普通なんです。
その中で「合わせようとする」努力をお互いにすることで「合っていきます」それでも合わない方ももちろんいますので、そのような方とは縁がなかったと割り切ればいいと思います。
ですので「合う人」を探そうと思ったときに何の譲歩もせず合う人を探しても結果は難しいのです。自分は合わせないのに、相手には合わせろというのですからそれは無理があります。
皆さん大人なのですから
お互いに合わせる、そしてそれが苦ではないお相手であればそれは自然にあってくるのです。これはプレ交際等でデートを重ねれ行くうちに実感できます。そして
「合わせようとした人」→「合う人」→「いい人」
となって交際~婚約~成婚と進んでいくのです。
いかがでしたでしょうか?
ちょっとしたことですが、このようにお相手を見る視点を少し変えることで婚活というものは大きく変わってきます。是非参考にしてみてください。
最後に、タイトルに「あうひと」とわざわざひらがなで書いているのは、「あうひと」にはもうひとつ意味があるからです。
それは
「会う人」
です。
男性も女性も婚活で第一優先することは「これ!」
の中でも書きましたが、
一番大切なことは
「会う事」です。
なので、積極的に会おうとする方、そして勿論自身も積極的に会おうとして動いている方、この二人が出会えばそれこそあとは「合い」さえすれば早いですね。
逆にどちらから非常に受け身だったり、中々会おうとしない方であればそういう風にはいきません。お見合いやデートでお相手に婚活状況を聞くことは出来ませんが何となく会話の中でフットワーク軽そうだな、とか積極的だなと感じる部分も出てくると思います。そういう人は要チェックしましょう。
ですので
「しっかり会って、しっかり合わせて、お互いに合う人を見つける」
これが婚活(特に結婚相談所での)の王道最速成婚方程式と言えます。
言葉の語呂合わせみたいになってしまいましたが、是非覚えておいてくださいね。
それでは本日も良い出会いを!